X3:APプレイ日誌50 ―夢をみたよ

前回のあらすじ

　Argon PrimeにDrone工場を建設した。

ある日のサルベージにて

　Grand Exchange―
　そこはTeladiの管理不行届きによってXenonが垂れ流され続ける戦場。

　そこは宇宙でも有数の激戦地。
　数多の艦船が生まれては、ここで鉄屑に帰っていく。

　広大な宇宙の片隅で展開される激しい争い。
　そのまた更に片隅で、今まさに新たな鉄屑が生まれようとしていた。

Xenon C「*ピー！*さらせ！」
Xenon  I「人間に降ったXenonの面汚しめ、*ピー！*」

Xenon C「こちとら人間が乗ってるから照射し続けられるンだよ！」
Xenon  I「中途半端な巡航艦風情が賢しらな！」

Xenon C「オイ、そろそろぶつかるだろ！避けろよ！」
Xenon  I「そっちが避けろよ！！」

Xenon C「避ける気は毛頭ないってか」
Xenon  I「どっちが先に爆ぜるか勝負してやる」

宇宙銀河規模でどうでもいい歴史が、また1ページ。

なんだ夢か

　目が醒めると、目前にXenonの戦艦Iが迫ってきていた。

夢で学習しておいてよかったよ。

　衝突する寸前に舵をきり、Xenon Iの背部をかすめる。
　DMBCで甲板を焼き切りながら、切り札の対艦ミサイルをありったけ撃ち込む。

　爆音と束の間の閃光と共に、Iは宇宙から消え去った。

　夢を見ていなかったら危うく私まで宇宙から消え去るところだったよ。よかった、よかった。

つづく。