プレイヤーを阻む最初の壁
序盤の戦闘ミッションや遭遇戦を通して、小型機同士の戦闘は大分慣れてきたと思います。海賊やXenonのグループに遭遇した際などは、相手の数が多くて不利な状況を強いられたこともあったかもしれません。ですが相手も小型機なら1機1機の戦力は知れているので、リトライすればそのうち何とかなります。
そうしてこの世界に慣れてきた頃、初めての苦戦を経験することになるのがコルベット(M6)との戦闘です。コルベットは戦闘ミッションで登場する最初の「戦闘艦」であり、コンバットランクの上昇(戦闘を重ねることで上がる)に伴い出現するようになります。
ただの遭遇戦なら無視して逃げれば良いのですが、戦闘ミッションでは1対1で挑まなければならない状況も出てきます。
こちらも同格のコルベットに搭乗していれば相手の尻をとった時点で勝負が決まるため脅威ではありません。ですがコルベットが厄介なのはプレイヤーがまだM3に乗っている早期の段階で出現する点で、こちらは小型機・向こうは最小クラスとはいえ戦闘艦という理不尽な戦いを強いられます。
相手のタレットを把握する
コルベットにせよフリゲートや駆逐艦にせよ、戦闘艦と対峙した際は相手のタレットの位置と数・それから船に搭載できる武装を確認することです。脆弱な部分や、極端な場合は死角が存在する戦闘艦も珍しくありません。例えば、M6のCentaurの派生モデルであるHeavy Centaurは防御力とタレットの数においてCentaurを上回りますが、船体の腹部に明確な死角があり、そこに密着されると一切の反撃ができません。逆にCentaurは左右タレットの可動範囲が広く、上をとっても下をとってもCentaurから反撃を受けます。
小型機にとっては死角の無いCentaurの方が脅威であり、M6のなかでも上位にあたるM6+が必ずしも優れているとは限りません。M3の場合、M3+はほぼ全てにおいて平凡なM3を凌駕しているのですが、戦闘艦はカタログスペックだけでなく、船体に存在する死角とタレットの可動範囲を考慮に入れなければなりません。
翻せば、これを念頭に入れておけば戦闘機でもコルベット相手に勝機が生まれます。
頻繁に遭遇するコルベットへの対処法
戦闘ミッションなどで頻繁に出遭うことになる、特定のコルベットへの対応策を紹介します。ミッションなどで遭遇した際の参考にして下さい。
Pirate Centaur
ArgonのCentaur級コルベットの海賊仕様。
純正品のCentaurに対し運動性が向上しているが、代わりにシールドを犠牲にしている。
といっても200MJ*2基と、小型機が使える武器で削るには十分硬い。
左右と後部にタレットを搭載しており、特に左右タレットが広範囲にわたり対応してくる。船体も細長く、密着してタレットの死角に入り込む戦い方も通用しない。
距離をとると左右+後部の3箇所から間断なく攻撃を受け、かといって密着すればどれか1箇所からの攻撃を避けられなくなる。
ここで挙げるコルベットのなかでは、遭遇する頻度の多さも相まって最も厄介な相手。
左右どちらかで距離をとりながら戦い、ある程度削ったら被弾前提で密着して叩き込むのが順当か。
とは言っても戦闘機の出力では削り切る前にエネルギー切れを起こすので、Wasp Missileなどの多弾頭ミサイルでCentaurのタレットを撹乱したりドローンを散開させたりなど、工夫が必要。HEPTやPRGなどの機銃だけで倒すのは至難。
Pirate Osprey
TeladiのOsprey級コルベットの海賊仕様。
Pirate Cantaurに比べて200MJシールドが1基多く、より硬い。
だが腹部に死角が存在するので、腹に密着しながら攻撃すれば反撃を受けずに倒せる。
死角が無いCentaurに比べれば戦闘機の機銃で十分倒せる相手。
Kha'ak Corvette
Kha'akのコルベット。
ほぼ回避不可能なKyon Emitterで攻撃してくる。
シールドは200MJ*5基と、M6のなかでも特に硬い。
が、ありがたいことに後部にはタレットがないので尻に密着すれば攻撃を受けない。
逆に距離を取ってしまうと上下タレットからの痛撃を受けるため、Corvetteと戦うときは必ず真後ろに密着すること。それさえ維持できればまず負けない。
とは言えシールドが分厚いせいで、削っている間に集中力を切らしてCorvette本体に衝突したり、上下に逸れてタレットの報復を受けることも。対処さえ間違えなければやられないけど、削りきるまで忍耐を要求されるという点で面倒くさい相手。
Xenon P
Xenonのコルベット。
コルベットなのに気味が悪いほどの高い運動性を有するが、タレットは尻に申し訳程度の物しか無い。
このなかでは最も楽な相手。側面に貼り付けば一切反撃を受けない。
最期は尻をとって沈めるのも味わい深い。哀れP。
Xenon PX
Pの発展型。M6+の一つ。
200MJ*4基の重厚な耐久力と、左右にもタレットが追加されている。
その代わり運動性は他のコルベット並に低下しており、良くも悪くもお行儀の良い船になってしまった。
出現頻度の高さも含めてPiarate Centaurを「最も厄介」と述べたが、性能だけで見ればPXが一番凶悪。「対応策」と言っといて矛盾するけど、死角も無いので小型機単独では戦うべきでない相手。
そうだ貿易港か軍港いってドローン買ってこよう。
0 コメント:
コメントを投稿