X3:APプレイ日誌42 ―ATFだよ

ATF(Terran)-M2旗艦“Lasting Vengeance”

前回のあらすじ

 TeladiのTL船Albatross級を購入したいが、Teladiからの信頼が不十分だった。
 Teladiとの関係を良くするため、Xenonが出現するセクターでの掃除を行うことにした。 
 Xenonの巡航艦Cが破損したまま停止していたので、鹵獲した。
 偵察機がGrand Exchangeに着くまで、Circle of Labourでサルベージをすることにした。

ArgonとTerranの趨勢

 先祖の記憶だとArgonとTerranの戦争はTerran側が優勢で、国境宙域のCircle of LabourどころかOmicronまで呑まれそうな勢いで迫ってきていた。私の先祖はOmicronスタートのArgon人で始めたので、私とは間逆でArgon Primeに行ったことがなかった。
 いずれ使用するつもりの船や機体はOmicronの港に路駐させていたんだけど、Terran艦隊の進撃があまりにヤバかったから危機感を憶えて西のArgon Primeへ民族移動したぐらい。

 で、当の私の代ではArgon側が優勢らしい。初めてOmicronに着いて以来、Circle of Labourで大規模な戦闘は何度か目撃したし、Argonの艦隊に対し倍近い戦力で攻めてきたTerran艦隊を見たこともあった。でも結果はいつもArgon側の艦隊が生き残っている。小規模な部隊による強襲はあったにせよ、OmicronまでTerranの艦隊が南下してきたことは今のところ一度も無い。

 もちろん、「○○の方が優勢」なんて単なるジンクスであることは分かっている。しかし、Omicronまで押し込まれないArgonというのは何だか気味が悪い。

ATF現る

 鹵獲したCをHome of Lightへ飛ばした後、Circle of Labourの状況を確認した。

 旗艦“Lasting Vengeance”率いるATFの大規模な艦隊が北のゲート付近で展開しているらしい。
 空母2、戦艦3、巡航艦6(うち1隻はTerranの別動隊)、駆逐艦15隻。それから戦闘機がいっぱい。


 対するArgonは― うーん、指で数えられちゃう。
 既にATFと交戦しているArgonの艦隊は壊滅状態。艦船と呼べるのは駆逐艦1隻しかなく、こちらのSSで映っている戦艦2隻と巡航艦は援軍として北進している最中のもの。
 いつもいつも単機か単艦で動いている私が言えた義理でもないけど、戦力の逐次投入は一番駄目だと思うの。 このあと、少ししてから続々とArgonの艦船がやってきたから結果として拮抗できる戦力にはなったから良かったものの…。

X3:APプレイ日誌41 ―TL船が欲しいよ

前回のあらすじ

 今後重要になるセクターを開拓しておいた。
 お金が1億5千万Crぐらい貯まった。
 けど例によって、戦艦どころか巡航艦を買うだけの信用すら得ていなかった。
 だぶついた資金を活用するため、工場の建設を考えた。

工場を建てようと思ったけど

 まだ大型輸送艦(TL)を1隻も持ってなかった。NPCのTL船に頼んで運んでもらう手段もあるが、できれば自前の船で運びたい。なので今はTL船のカタログを見ている。
 工場を建てるには、まず工場をシップヤードで買う必要がある。で、その工場を運搬するにはTL船が必要になる。
 さすがに工場をシップヤードから丸ごと運搬するというわけではなく、組み立て前の資材の状態で運ぶ(多分)。何にしても、工場の運搬には大きなカーゴスペースが必要になる。SFクラスの交易船や戦艦なんかは10,000-15,000ぐらい容量があるけど、それでは到底足りない。

 同じTL船同士でも、容量の差は結構ある。例えばSplitのElefant級は68,000、BoronのOrca級で100,000。TeladiのAlbatross級になれば150,000と、Elefantの倍以上ある。Elefantはその代わりに出せる速度が高いので、必ずしもAlbatrossが上位互換というわけでもない。

 ステーション建設目的でTL船を運用するなら、1隻あれば十分である。セクター間はジャンプして移動するのが基本になるし、ステーション建設時にTL船の位置は関係しないので、速度も必要ない。重視するのは、ただカーゴの大きさのみ。「ステーションを後1個2個運べる」という差は地味に大きい。往復する手間が省けるからね。

 他方、兵站や物流を器用に調える人なんかは、補給艦としてTLを何隻も運用していることもある。SplitのElefant等は、特にそうした状況において意義がでてくる。
 私はそこまで大掛かりなシステムを構築したことがないので、今回もTL船はカーゴ容量の大きさで決めようと思う。

 「決めようと思う」と言ったところで、 
 TL船買うだけの信用がないんですけどね。

 これが難儀な話。

X3:APプレイ日誌40 ―サルベージは辛いよ

前回のあらすじ

 家主の目の前で家を倒壊させた。
 無意味なLaserTowerの投下について見苦しい言い訳をした。
 西の交易圏が再び安全になったので、東に戻ってサルベージを再開した。

前略

 皆さんお元気ですか。私は元気です。
 今日もArgonとTerranの国境宙域で、サルベージに精をだしています。


 友軍の巡航艦にニアミスされたり、



友軍に敵ごとまとめて消毒されそうになったり、


 ちょっと過激な場所ですが、仕事は楽しいので懸命に励んでいます。
 ただ、やっぱり都会は怖いところなので、


 こんな格好をしたおじさんとか、女とかが頻繁に私に話しかけてきます。
 無線封止したいです。

草々

X3:APプレイ日誌39 ―お別れだよ

前回のあらすじ

 Power Circleに湧いた海賊基地の駆除するため、作戦を考えた。
 作戦を実行に移し、海賊基地を丸裸にした。
 勘違いして購入したLaser Towerは何の役にも立たなかった。


お気の毒に

 Shrikeと一緒に基地を攻撃していると、海賊の増援がやってきた。

  ちょうど良い見物人だね、今から始める茶番には。


海賊さん!あなたの大事な大事なおうち、


いま壊たよー。


X3:APプレイ日誌38 ―基地を叩くよ

このUnknown Objectと本編の内容とは一切関係がありません。

前回のあらすじ

 Hyperionを買い、Nexusを売却した。
 Power Circleで私の交易船が襲われた。あの宙域に海賊基地ができていた。
 放置すると厄介なので、対策を考えることにした。


とは言っても、どうするか

 基地そのものは無防備だけど、基地の周りにはLaser Towerが3基ある。なので易々と基地には近づけない。


 こいつがLaser Tower。1基15万Cr程の、防衛設備としては最も安価。正面以外は無力なので、NPCの軍や警察なんかは器用に後ろを取り続けて攻撃している光景を見かける。


 大体5km圏に入るとこんな風にレーザーで攻撃してくる。

 レーザー自体も駆逐艦のシールドでは結構厄介なダメージになる。だけど何よりタチが悪いのは、奴らのレーザーを浴びるとエネルギーを奪われる。
 通常の火器で撃ち合うには、エネルギーを奪われる分だけこちらが大きく不利。ましてそれが1基だけでなく3基あるので、正面からぶつかる訳にはいかない。

 相手の射程外からミサイルで撃ち落すのが堅実だけど、1GJシールドを装備している奴らを削るだけの威力があるミサイルとなると限られるし、十分な数を用意するのが一番面倒。結局、今の状況ではミサイル撃ちながら殴り合うのが一番有効の様子。


X3:APプレイ日誌37 ―Hyperionだよ

前回のあらすじ

 Paranidとの関係を良くするため、彼らの宙域で海賊やXenonを駆除していた。
 ようやくHyperionの購入を許可してもらえたので、さっそく1隻発注した。

ひとまずこれで、

 当座の目標の一つであったHyperionの購入を達成した。
 Nexusの息切れが早くなければこのままNexusに乗り続けてもよかったんだけど、戦艦Kyotoとの戦いで想定していた火力を満足に出せないことが分かったから、ここでHyperionに乗り換える。

 シップヤードから発進させたHyperionに移乗。必要な装備を載せ代えた後、Nexusは売却した。
 Hyperionの性能はこんな感じ。

 速度が250弱、これは駆逐艦でも速い方。M3相手でも十分に尻をとれる。
 シールドが200MJ*6基でNexusの倍ある。火器のエネルギー容量はNexusより6,000MJ高い。
 カーゴスペースは2,500と、このサイズの戦闘艦にしてはかなり容量がある。
 
 ハンガーは2機。バニラTCの記憶だとHyperionはM4までしか搭載できなかったけど、XRMではM3を艦載できる。つまりM3までの機体ならHyperionに乗せて修理できるようになるので、航行の手間がかなり省ける。これはありがたい。

 主砲は8、タレットは正面(左右)に2*2と後方に3*2箇所。
 MARSを積むので、実戦ではタレットがHEPTとFBLを使い分ける。

 素晴らしいスペック。さすがParanidが誇る虎の子Hyperion。

Weapon Select Extension ―複数のミサイルを手軽に使い分け

特徴

・登録したミサイルを発射するホットキーを追加します。(最大4種まで登録可能)
予め登録しておいたプロフィールに応じて、機体に搭載された火器を丸ごと切り替えます

 ミサイルを何種類も搭載していても、バニラでは各種ミサイルごとのショートカットキーがないため、使いたいミサイルを咄嗟に使うことができません。このMODは、予め4つまでミサイルをホットキーに登録しておくことができ、実戦では登録したキーを押すだけで即座に発射してくれます。
 撹乱用のWaspを掃射後に本命の対艦ミサイルを放ったり、戦闘機には戦闘機向きの、艦船には対艦向きのミサイルを、それぞれ切り替えに時間を奪われることなくスムーズに使い分けることができます。

 もう一つの特徴として、船の火器を丸々切り替えることができます。(タレット含む)
 私はミサイルのホットキー目当てで導入したため、こちらの機能については全く試していません。
 便利そうなのですが、こちらの機能については割愛します。すみません。

Missile Defense Hotkeys ―最寄りのミサイルをターゲットします

艦へ直撃する寸前のTomahawk。どうしてこんなになるまで放置したんだ!

特徴

 ミサイル迎撃に関係する2種類のホットキーを追加します。

・最寄りのミサイルを即座にターゲットする
・ターゲットされているミサイルに対し、迎撃用として指定したミサイルを発射

 MDMMARSを導入していると、ミサイルを放置していても大半は自動的に迎撃してくれるのですが、混戦している状況では両者を併用していても迎撃が追いつかない場合もあります。
 特に敵機が多いと、ミサイルアラートが鳴っても何処から誰が発射したのか、肝心のミサイルがHudに埋もれて即座に把握しづらいです。
 色々事情が込み入って「結局自分でやるしかねぇや」と悟ったとき、ホットキーが役に立ってくれます。

X3:APプレイ日誌36 ―掃除だよ

お詫びと訂正

 お恥ずかしい話ですが、Argonのセクター「Omicron Lyrae」を今までずっと「Omycron Lyrae」と呼んでいました。ついさっき、ボケーっと通常航行しながら地図を眺めていたときにようやく気付きました。
 これを書いている時点で、もう既に過去数え切れないほど「Omycron」と書いてしまったため、手の施しようがないです。有り体に言うと直すのが面倒なので過去の分については諦めます。



前回のあらすじ

 Circle of Labourの安全を確保したので、サルベージを行った。
 Demeter SFが沈んだ。下手人が犯行現場で呑気に航行していたのでコロコロした。
 ちょうどParanid宙域にいたので、Paranidとの関係を良くするためゴミ掃除を始めた。

Paranid領でお掃除

 海賊退治という名目でParanidに媚びを売る。
 以前、Omicronへ向かう途上で南のParanid領を経由したことがあったけど、あの辺は海賊だらけで治安の悪い印象があった。こないだDemeterが沈んだ場所も同じ宙域だったし、やはり南は海賊が徘徊しているらしい。Teladi領が近いわけでもないのに、なにやらキナ臭い。

 ParanidといえばYakiと紛争を続けている印象が強くて、過去の記憶では海賊が頻繁に出現するセクターが思い当たらなかった。なのでYakiを倒すことでParanidの評価を得るのも選択肢としては有るけど、できればYakiとは対立したくない。

 YakiはParanid領の脇に巣食う、賊というかマフィアみたいなもの。連中が主に用いる機体や船のほとんどはParanid製ばかりのところをみると、ほとんどはParanidから掠奪したか、それを基に造った物と思われる。
 Paranid領で戦闘ミッションを請けるとXenonでもなく海賊でもなく、決まってYakiが出てくるし、その辺りから察するにParanidとYakiはよほど因縁深い仲にあるらしい。

 ただ、Yakiの船も全てが全てParanidの模倣品という訳でもなく、ChokaroやTenjinといった優れた船や機体を有している。 これらを欲しいがために、Yakiと対立しないように進めるプレイヤーも多い。XRMではTeladiのResearch StationだったかでChokaroなら売っているので、そこで入手する手段もある。ただTenjinはYakiでしか売っていないので、欲しいならYakiと取引するか奪うかするしかない。


 そういう訳で私もYakiとは中立を保ちたいので、ここ「Heaven's Assertion」は海賊が湧きまくるParanid領として重宝する。連中は南のゲートと繋がっている海賊領から来訪している様子なので、群がる賊を片付けてから覗いてみることにした。

 まぁ予想はしてたけど、覗いたらコレだよ。数が多過ぎるのですぐに退散。 


X3:APプレイ日誌35 ―仕事開始だよ

前回のあらすじ

 久々に財布の中身を確認した。
 Terranの巡航艦Hayabusaを撃沈した。労いとして110万Cr貰えた。 
 戦艦Kyotoが情けない応酬の末に沈んだ。少し気の毒だった。

サルベージ開始

 まぁいいや、とにかく宙域の敵性勢力が排除されたおかげで、新手が来るまでしばらく平穏だろう。今の間に、周囲に散在している壊れた機体や船を回収する。

ATF-M3B爆撃機Verdandi
 こいつはM3サイズの爆撃機。
 ATFはTerran内の一組織なんだけど、もともと鎖国志向の強いTerranのなかでも際立って排他的な部門。同じTerranの身内相手にすらATFの連中は懐疑的。
 ArgonとTerran間で戦争が勃発するに至ったのは、確かこいつらがArgonに度を過ぎた嫌がらせをしたせい。それが結果として後の地球圏でのテロを誘引した原因にも繋がるから、正直言って救いようが無い。
 ATFの仕事は地球付近の宙域の防衛と、それから完全に自律したAIが生み出されないよう監視・場合によってはそれを研究している存在ごと排除する。外宇宙を食い荒らしているXenonを生み出したのはTerranであり、Terran自身がXenonによって滅ぼされかけた経緯があるので、連中はXenonのように完全に自律したAIを禁忌として厳しく取り締まっている。

 ATFがこの国境宙域に姿を現わすことは滅多にないけど、たまに大規模な艦隊を伴って侵攻してくる。Terranの艦船自体も性能が優れているが、ATFは輪をかけて優秀。デザインも好みが多いし、ATFの軍艦は是非とも欲しい。だけどATFの中身は要らん。

Argon-M6駆逐艦Centaur Sentinel
 お次はArgonの駆逐艦。Nexusにそっくりだけど、こっちは哨戒用として対戦闘機の能力が強化されている。具体的にはシールドの強化と、主砲が4slotまでオミットされた代わりにタレットの数が著しく増えている。
 対艦能力ではNexusの方が上だけど、扱いやすさは間違いなくCentaur Sentinelの方が上。戦闘機の群れに囲まれても、囲んだ方が勝手に消えていく。シールドも200MJ*5基積めるので、並大抵の攻撃ではシールドをロクに傷つけることすらできない。
 自身が乗り込む駆逐艦の購入を検討している方には、是非この艦がお勧め。 Steeringも高いので、操縦面でも素直に乗り手の言う事を聞いてくれる。お値段はNexusより300万さらに積まないといけないものの、その値段に見合った性能は保証するよ。

Terran-TS交易船Baldric Super Freighter
 そして今回の主賓がこちら。Terranの交易船、BaldricのSFモデル。うひょー!
 もともと性能が良いBaldricを更に大型化、XXLサイズの積荷も運搬できるようになっている。
 これは私事のお使い用に動かす船として手元に是非残しておきたい。作業の片手間で宇宙を飛び回って買い物をしてきてもらったり、大型艦の燃料や弾薬の補充にきてもらったり、SFクラスの船がいると非常に重宝する。SFクラスの交易船はXXLサイズの火器も運搬できるから、これから貴重な火器を港で見つけたら買いだめしてBaldric SFに預けておこう。

X3:APプレイ日誌34 ―Kyotoだよ

前回のあらすじ

 Nexusに搭載させる火器、CIGを買い付けるのに苦労した。
 その過程で愚痴愚痴と文句を垂れた。
 Power Circleにある「Terracorp Weapon Dealer」は天国だった。

久々にお財布の中身を

 確認した。

 前に鹵獲して修理したTerranの戦艦Tobosakuを売却した直後ぐらいだったかな。もうすぐ1億Crだね。戦艦の売却で5,000万Cr弱が一気に手に入ったのを抜きにしても、西側にいた頃に比べれば良い感じの勢いで貯まっている。
 相変わらず諸勢力からの信用は芳しくないので、今買えるのは関係が一番良好なArgonですらせいぜい駆逐艦止まり。現行世代の巡航艦では最もランクが低いCerberus級ですら、まだ手が届かない。

 戦艦を買うには到底お金が足りないけど、さすがにこれぐらい余裕があれば交易船ぐらいなら気にせず動かせる。以前に鹵獲したTerranの交易船BaldricもArgon Prime周辺の安全な宙域でSTを始めさせたし、更に交易船を何隻が買ってSplitやParanidの方面で動かしてもいいかも。

んじゃお仕事お仕事

 国境宙域のCircle of Labourにジャンプ。Shrike無しで単身でも飛べるのは素晴らしい。

あー、ちょっと出るとこ間違えたかな。

スンマセン!スグニ カエリマスンデ!!!

雑記20130219 ―加筆修正等のお知らせ

空母に帰還するTeladiの戦闘機。穴があったら私も入りたい

お詫びと加筆修正について

 記事として明記しておくべき修正点が何箇所もあったので、この場でまとめてお知らせします。


X3 Rebalance Mod (XRM)
   ―お勧めの船に、ParanidのProteus級戦艦とTeladiのTern級巡航艦を追加
  ―Weapon Dealerのステーションの位置について加筆

 他にもちょくちょく加筆していたのですが、最近追加したのはこの辺りです。
 何度か転生も繰り返し、AP+XRMを始めてからそれなりに長いこと経っているのですが、未だに知らなかったことがチラホラと見つかるので驚きます。Midnight StarにあるWeapon Dealerなんかは、自分の家の近所にコンビニがあることに気付かないレベルでした。 

 AIに使わせたときに最もDPSが高いビーム兵器はXenonのDMBCだと思ってました。
 ParanidのTBMは更に上をいってました。Paranid恐い。


MARS Fire Control(MARS)
   ―某所の諸兄曰く、Repair DroneがXRMと競合する様子なので注意点として加筆
  ―Droneが良い子過ぎるのでもっとプッシュ
  ―記事末尾のリンク先がXRMになっていたので修正。なんてこった...

 船体を効率良く修理する手段は他にもありますし、 
 MARSのオプション「Repair Drone」は面倒なら導入しない方が無難のようです。
 リンク先のミスは「いつかやるだろうなぁ」と思っていたら既に実行済みでした。
 長い間、気付かず放置してしまい本当に申し訳ないです。


Military Base Response revamp
   ―ECSのダウンロード先について加筆

 動作に必要なMODの一つ、「Extended Communication System」のダウンロード先のリンクが切れていたのを失念していました。拙稿をご覧になってMBR導入を検討された方は、必要なファイルが見つからず相当困惑されたと思います。すみません。
 ファイル(ECS)については有志がアップロードして下さっているので、ダウンロードはできます。詳細は記事内の該当部分をご参照下さい。


 以上です。
 重ね重ね、私の不注意のためにご迷惑をおかけしたことについてお詫び申し上げます。

X3:APプレイ日誌33 ―武器を集めるよ

前回のあらすじ

 Circle of Labourへ戻り、放棄されていたNexusを回収した。
 しばらくNexusを乗りまわすつもりなので、必要な武器集めを始めた。


引き続きお買い物

 CIGがなかなか見つからないので、いっそ工場から直接買い付けようと考えた。なので早速CIGの情報をデータベースから参照し、生産している工場があるセクターを調べた。
 Power CircleにあるTerracorp Weapon Dealerという場所では様々な火器を取り扱っているらしいので、CIGを求めPower Circleに飛んだ。


 素晴らしい品揃え。CIGも6つあったので買い占めた。

 しっかし、Plasma Beam Cannon(PBC)の在庫数が29て…。PBCはArgonの大型艦が搭載する主砲クラスの火器なんだけど、生産数がきわめて少ない(確か実時間で4時間に1つ生産される)ためEquipment Dockを何度もはしごしてやっと1隻分の量が集まるかどうかの代物。それだけ貴重な火器を29も保有しているとなると、さすがにこのステーションの存在を知っているか否かで武器調達の手間が雲泥の差になる。ちなみに、私の先祖はもちろん知らなかったよ。TempestのPBCを揃えるのにどれだけ苦労したことか…。

 X3:TCもAPも、ステーションで欲しいものが売ってない状況が珍しくない。端的に言えば、物流が割りと死んでる。ReunionはTCやAPほど物流の停滞が酷くないらしいけど、これは伝聞なのでR未プレイの私には分からない。
 まぁとにかく必要な物が必要な時に買えないのは深刻な話で、その原因は色々ある。例えば、NPC勢力の交易船はXenon Sectorを平然と横断するから、工場から港へ武器を運ぶ交易船がそこで何隻も沈めば工場にも港にも武器が無くなってしまう。私が以前にXenon Sectorを横切ったときもあれだけ執拗にミサイルを浴びせられた訳だし、これが更に足の遅い交易船ともなれば格好の餌食である。
 傍から見ると自殺しに行っているようにしか見えないけど、ジャンプドライブを所有していない船では他に選択肢が無いんだろうね。そういう具合で、生産品が出荷過程で沈めば港にはいつまで経っても商品が届かない。

 もう一つ、どちらかというとこっちの方が大きな要因だと思う。NPC勢力があんまり頑張り過ぎるとプレイヤーの介入できる余地が無くなってしまうため、この世界は意図的に物資が不足しやすい状況になっている。 これはスタッフがフォーラムかどこかで過去に認めていた。何年も昔の話なので確たる引用元を思い出せないんだけど、ゲームとしては妥当な処置なので事実だとしても不思議ではない。

X3:APプレイ日誌32 ―NEXUSだよ

前回のあらすじ

 鹵獲したTerranの戦艦、Tobosakuと共に戦場から脱出した。
 その引き換えにKatanaを犠牲にした。

再び戦場へ

 TobosakuをHome of Lightに路駐させ、Shrikeに乗艦し再びCircle of Labourへ。
 前回、脱出の準備を進めていた時にTobosaku以外にも目ぼしい船があった。
 あの時はTobosakuの脱出が最優先だったため鹵獲する暇もなかったので、今回改めてサルベージを試みる。

Argon-M6駆逐艦Nexus
 目当ての船はこれ。
 NexusはArgonの駆逐艦Centaurの派生種。Centaurよりも速度とタレットが増強されている。

 全体が高い水準でまとまっている。MARSを搭載していれば左右のタレットが対艦向けのCIGと対戦闘機向けのPRGを使い分けてくれるので、使い勝手も更に良くなるだろう。
 これが鹵獲できるなら、多少の危険を冒してでも是非欲しい。時限がきてNexusが自壊する前に、早いとこ国境宙域へ向かおう。


X3:APプレイ日誌31 ―私のだよ

今回の逃避行最大の功労者を心から悼んで。

前回のあらすじ

 ArgonとTerranの国境宙域に着いたら想像以上にドンパチしていた。
 戦艦が落ちていたので拾った。 
 戦艦の裏に「てらん」って名前が書いてあったけど、消しておいた。ついでに持ち主と敵対した。


さて用事を思い出したし、帰るか

Terran-M2戦艦Tobosaku Type-A
 戦艦Tobosakuを鹵獲した。私も正直言っていいのかこれで」とは思った。先祖の記憶でも、戦艦クラスの大型艦が放棄された経験は数回しかない。財産といえば拾い物の巡航艦1隻ぐらいの貧乏人が、この段階で手にして許される代物ものかどうか結構悩んだよ。
 だけど今日食べる飯にも困る身だし、ここは有り難く頂戴しようと思う。それに、これでTerranと敵対する動機もできた。

 さしあたっての問題は、ここからどうやって脱出するか。
 すぐ傍にある北のゲートはTerran領に繋がっている。行けばTerranの艦隊に抹殺されるどころか、たぶんここより激しい戦闘が続いているはずなので、ゲーム自体が成り立たず死ぬだろうね。
 なので北へは逃げられない。退路は遥か遠くの南。

戦闘機は多過ぎるので省略。
さすがにこれを突っ切って行くのは無理だねー。

X3:APプレイ日誌30 ―地獄だよ

前回のあらすじ

 往来するArgonの軍艦にニアミスされた。
 Omycronへ辿りついた。
 放棄されたまま宇宙を漂っていたTerranの駆逐艦2隻と、交易船を1隻鹵獲した。

ゲートの向こうは

 
 地獄でした。

 Teladi以外の五大種族とTerranがドンパチの真っ最中。先祖の記憶だと、ここまで激しい戦闘は一つ奥のセクターでやっているはずなのに…。来る場所間違えたかな。

 レーダーもまるで役に立たない。私はArgonからもTerranからも「家畜とすら見なされていない何か」としてこの世に生を享けたので、まだこの時点ではTerranとも中立状態。なのでセクターに入って早々ミサイルが飛来して死ぬ、という悲劇はとりあえず避けられた。
 
 しっかしFPSの低下が著しい。APを始める前にPCを新調したので、スペック自体はそれなりにある。だけどそれでもFPSの低下が如実に現れるから恐ろしい。

  両陣営の砲火をかいくぐりながら、セクターの奥へ進んでいると1機だけ敵性反応が。どうも海賊のBlastclawだね。普段はコロコロしているけど、ここではお互い同じ穴の狢だねー。

だけど今この状況で近づいて来るんじゃねぇ。

X3:APプレイ日誌29 ―Omycronだよ

前回のあらすじ

 Xenon Sector472を横断して、Black Hole Sunへ辿りついた。

やっとこさ

 Black Hole Sunへ到着。ここから西へ2セクター航行するとOmycron。紆余曲折あったけど目的地はすぐそこ。 
 Xenon Sectorから抜けて間もなく、Xenonの編隊とArgonの軍隊が衝突しているのが見えた。


 助勢しようと機首を戦場へ向けようとしたのも束の間、後ろのゲートから新手の敵が現れた。
 このままでは尻から攻撃を受けるので、反転して迎撃する。

 ゲートから出てきたのが1機だけで助かった。折角ここまで来てやられたら元も子もない。
 再度機首を友軍の方へ向けたところ、向こうも掃討を終えていた。ひとまず、難は去ったらしい。


 Black Hole SunはArgonが抱える最前線の一つで、前回に私が突っ切ったXenon Sector472と繋がっている。もしここが突破されてしまうとXenonは各宙域へ一気に拡散してしまうため、Argonも防衛に大きな戦力を割いている。

 私が生れ落ちたArgon Prime周辺の宙域は、こちらのArgon宙域に比べると遥かに平和。今回は変に海賊と遭いまくりだったけど、本来はアクビがでるほど平穏である。
 対して、こちらのArgon領は二つの大きな戦線を抱えている。一つはOmycron以北のTerran、そしてもう一つがここBlack Hole SunのXenon。加えて西のTeladi領から野放しにされた海賊も流れてくるので、この辺を航行していると戦場には困らない。逆に、まっとうに交易して生計をたてている人たちにとっては、たまったもんじゃない。