X3:APプレイ日誌20 -到着待ちだよ

私にTomahawkをお見舞いしてくださった、M8爆撃機Gladiatorさん(故)

前回のあらすじ

 Harrierを撃墜したとおぼしき海賊の一団を始末した。
 Shrikeの装備を調えられるだけ調えた。
 その過程でお金が1000万Cr吹き飛んだ。 

この辺りから

 記憶が曖昧になってきた。巡航艦を鹵獲してから修理を終えるまでの過程が結構ぐだついていたので、備忘録のため撮り溜めていたSSを見ても何やっていたのかあまり思い出せない。セクター間をうろついていただけで、実際何もしていなかったと言われればそれが正確な気がする。
 
 とりあえず、Shrikeの装備はEquipment Dockを2箇所巡ってIBL以外は大体揃えた。残った問題はShrike自体の修理である。今まで装甲がボロボロの状態のまま引きずらせてきたけど、できる限り早く修理を行ってサルベージ艦として立ち上げないといけない。
 が、シップヤードで修理なんて頼んだら莫大な金がかかる。ここまで損傷していると、はっきり言って新品買うのと大して変わらない額を請求される。何のために命まで賭けて鹵獲したんだ。

 というわけで、いよいよ修理要員を雇う時期がきた。海兵(Marine)である。
 海兵は主に軍事港で雇える。彼らの能力は個々によって様々で、戦闘が得意な者もいれば機械に強い者もいる。これらの能力は戦闘能力以外なら全て訓練で伸ばせる。ただし、その訓練にはそれなりのコストと何より膨大な時間がかかる。

 海兵さえ手に入れば、Shrikeの損傷は直る。だが問題は、Teladi領には軍事港がほとんど無い。あいつらは損をするのが何より嫌いだから、戦争に参加することで得る利益よりも自分の船が傷つくことを嫌がる。
 そう言うと平和主義に聞こえるが、彼らは飽くまで自分の資産が傷つくことを嫌うというだけであって、裏では海賊に物資を横流しするなりして紛争などによる「利益」はちゃっかり与かっている。Teladiと海賊との繋がりはこの世界における公然の秘密であり、海賊の艦船にTeladi製の船がやけに多いのもそのため。
 ゲーム内でもバニラ環境のOOSではTeladiの軍や警察が海賊を自主的に攻撃することはない。ただしOOSでは攻撃しないがISでは攻撃する。より厳密には、Teladi自身は攻撃するつもりが無くても艦船のタレットが反応して攻撃する。

 話が逸脱したが、とにかくTeladi領に軍事港は皆無に近い。私が知っている限り、軍事港があるのはTeladiの故郷Ianamus Zura近くにあるXenonセクター前ぐらい。さすがのTeladiも、話も命乞いも通じない相手には防備を固めざるを得なかったらしい。

 今現在、私が持っている船らしい船はShrike以外にないので、軍事港で海兵を雇った駆逐艦なりをShrikeのもとへ届けるという手段は使えない。Shrike自身が軍事港に到着するしかない。
 その上、Jump Driveもまだ買えない。あれが使えれば、適当に交易船を1隻買ってJump Driveを搭載させ、Shrikeへ送って換装させる手段もまだ使えた。

 今回はそのどっちの手段も使えない。なのでボロボロのShrikeが毎秒30mizuraで最寄りの軍事港へ向かうしかなかった。これがぐだついた主な原因である。



やっていたことといえば、

 例によって海賊をしばいていたりしてたけど、今さら特に珍しい事もないので書くことも無い。
 そういえば、Chimeraの武装がいつまでもPBE*3のままでは心もとないので、間に合わせとしてPAC*3を追加で装備した。
 正直、射程や弾速が異なる武器同士を装備するのは望ましくない。射撃の予測位置がずれるためである。だけどPACはPBEより射程が長いし、実戦時はPBE(1.6km)のタイミングで発砲すればズレは最小限に抑えられるだろう。PBEに合わせれば空撃ちをせずにすむし、エネルギーの浪費もなくなる。 そういう理由から、PACを補強用として装備することにした。

射撃テスト中。
 道中の港に立ち寄って商人を尋ねてみたけど、相変わらずPBEは売ってない。

GPEとかキワモノ取り扱ってるならPBEクダサイヨー・・・。
 このGamma Pulse Emitter(GPE)はXenon戦闘機専用の火器。(XRMオリジナル)
 この火器のヤバさについてはいずれXenonと交戦する頃に説明しようと思う。
 Xenonのみが使うので、1つあたり50万もする稀少な火器なんだけど、そんな貴重かつキワモノな品置いてるぐらいならPBE売ってくれよ、と嘆きたくなる。

実戦テスト

 PBEとPACの併用テストを行うため、例によって人柱の海賊を探す。 
ランチ ミッソー
  いつも通り邪魔なM4とM5はミサイルで消去し、1対1にしてからドッグファイトへ持ち込む。


 感触は思っていたより悪くない。これぐらい素直に当たるならツナギには十分過ぎる。
 それじゃ、Shrikeが港に着くまで治安の悪いSplit Fireで遊んでいようかな。


 あかんあかん、これはまずい。

 入るなり*プゥーウ*という聴き慣れたミサイル警告音が鳴り、とっさにセクタ画面開いたらコレ。
 爆撃機がいやがった、さっさとゲートを引き返す。


M8は怖いよねー

 ゲート前で罠を張る。奴らがそのまま進んでくれば、必ずゲートをくぐってここに現れる。

 少し経ってから、さっきの連中がゲートから現れた。
 より正確には、


こいつが私めがけて突っ込んできやがった

 こいつの名前はTomahawk Heavy Missile。爆撃機だけが使用できる対艦ミサイル。1発云万もする高級なミサイルなので、こいつを戦闘機ごときに使うやつなんていない。NPCを除いては。

 Tomahawkはプレイヤーにとって最も厄介なミサイル。TC経験者の方ならば、「TCでいうBanshee Missileの立ち位置を更に凶悪にしたモノ」と言えばご理解いただけると思う。
 対艦ミサイルなので、直撃すればM3なんてシールドがあろうがなかろうが問答無用で即死する。さらに命中した相手だけでなく、爆風(AoEダメージ)で周辺にいる船も吹き飛ばす。M3は直撃しても即死、爆風に触れても即死。どっちにしても死しか無い。この点、同じ即死でもAoEが無かったBansheeはまだマシだった。
 それぐらい凶悪なミサイルを、Banshee Missile並みにぶっぱしてくる。AP+XRM(+MBR)の環境ではBansheeは滅多に現れなくなったが、代わりにもっと邪悪なコイツが幅をきかせるようになった。


 MDMがまず最初に迎撃を始め、それでも抜けてきたミサイルはPBEの射程が1.6kmなので1.6kmに入った時点でプレイヤー自身で迎撃する。もし1.0km切った時点で防ぎきれなかったら、射撃なんて即座にやめてすぐに舵をきる。もしそうなったら最後、自機の周囲を旋回しまくる凶器を背部タレットが撃ち落してくれるよう神に祈るしかない。 幸い、正面からであれば迎撃は容易。

 以前に、「この世界は、まず敵機のシールドをビームで剥いでからミサイルで攻撃するのが教本的な戦い方だよ」と述べた。でも例外だってもちろんある。

今がまさにその例外だった。

 ありったけのミサイルを爆撃機に向けて撃ちまくる。奴が斃れるまでとにかく撃ち続ける。
 ほとんどの爆撃機は、正面からの攻撃に脆い。連中はミサイルを斉射できる代わりに、通常兵器は背部タレットしかないからだ。つまり正面からミサイルを撃ち込めば、爆撃機はミサイルを迎撃できない一部例外もいる)。

 なお、この状況だと爆撃機に接近して攻撃するのは逆に危ない。理由の一つは、とりまきのM3(しかもBlastClaw)が2機いること。いま一つは、こちらの火器の間合い(1.6km)に入るまでに何度もTomahawkを撃ち込まれること。とにかく、ダメージ効率が悪かろうが爆撃機はさっさと処理してしまうのが賢明。


 掃除完了。
 これでBlastclawは私を標的として狙ってくるが、さっきの状況に比べれば屁みたいなもんである。
 Tomahawkで何度も殺されては転生を繰り返してきたプレイヤーを舐めるんじゃねぇ。

さて、

 Blastclawもコロコロしたし、Split Fireはこれで安全になったはず。今回はSplit Fireの奥、海賊セクターへ進もうか。たぶんまだ五大種族のレイパーどもに占拠まではされていないはず。

 つづく。

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