X3:AP チュートリアルB00 ―戦闘の基本操作とターゲット選択について

Grand Exchangeにて。爆散する3秒ぐらい前に撮った最期の光景。

戦闘時の基本操作


 敵性のオブジェクトに接近するとビープ音と共にBGMが変わり、画面中央のHUDも赤くなります。
 「オブジェクト」と書きましたが、これは単に敵機だけに限らず、ステーションや友軍のミサイルも含まれます。敵機やステーションはマップ上で赤く表記されるので分かりやすいのですが、ミサイルに関しては中立NPCが海賊などに放ったものであっても反応するので紛らわしいです。周囲に敵が見えないのに突然BGMが切り替わった場合は、ミサイルがレーダーに映っていないか確認して下さい。

戦闘時に使用する主なキーは以下の通りです。

Ctrl:画面中央に射撃(条件下ではオートAIMに)
マウス右ボタン:カーソル位置に射撃
W,A,S,D:機体を上下左右に移動

1,2,3,4:グループ登録した武器の切り替え
L:ミサイル発射
M:ミサイルを選択

Shift+T:5km圏内で最も自機から近い敵性オブジェクトを選択(ミサイル含む)
Home,End:他の敵機をターゲットする

F1:タレットに移る(タレットが複数箇所ある場合、連続で押すことで各砲座へ切り替わる)
F2:三人称視点に切り替え(連続で押すと、後方から前方視点へと替わる)
F3:ターゲットしているオブジェクトに視点を切り替え

2,4,6,8(テンキー): 視点を上下左右に動かす(F2かF3で三人称視点に切り替えている場合のみ)

 キーボード+マウスで操縦する場合、敵機をターゲットするキーは戦闘中に押しやすいボタンに配置し直した方が良いです。ミサイルも同様ですね。

 F1-F3キーとテンキーによる視点切り替えは主に大型艦で使用するので、小型機やコルベット艦に搭乗している間は気にしなくて良いです。M7以上の艦に乗るようになると、ステーションから出航直後に衝突事故を防ぐためF2キーで安全を確認したり、混戦した戦場で僚艦とぶつからないよう周囲の状況を把握するのに使用します。


オートAIMを利用する

 「チュートリアル01 ―操作方法を覚える」でも触れましたが、Fight Command Software Mk1とMk2を両方共に搭載している機体はオートAIMを利用することができます。この機能はプレイヤーだけが利用できます。AIが操縦する機体はFight Command Softwareの搭載如何に関係なく元から偏差射撃をしてきますので、条件を満たすことでプレイヤーも同じ機能を利用できると言った方が正しいかもしれません。

 画面左下にある、「Auto Aim」ボタンをクリックするとAIMモードを切り替えられます。
 デフォルトのキーバインドだと、確かKキー辺りにもAIMモードの変更が割り当てられているはずです。ですが頻繁に変更するものでも無いですし、もし憶えていたらプレイ中にキーの割り当てから外しておくことをお勧めします。何かの拍子で戦闘中にこのキーを押してしまうと面倒ですからね。


 AIMモードには3種類あり、「SEMI」か「ON」であれば敵機の速度と火器の弾速を元に予測位置がマーカーで表示されるようになります。 (MODを導入しているためデフォルトのHUDとはマーカーの形が異なります) 
 相手が高速で移動するM5やM4などの場合は、このようにマーカーの位置が敵機の進路上にずれます。

 この状態から自機をマーカーの方向へ向けると、マーカーが点滅します。点滅している間は、敵機の予測位置に対し射撃(Ctrlキー)の照準を補正してくれます。つまり、撃てば大体当たります。
 敵機が速過ぎたり、こちらの弾速が遅過ぎる場合は命中精度が下がります。弾が予測位置に到達するまでの間に敵機が機動を微妙に変えたりして外れるなど、要因は色々あります。なかなか命中しないときはマーカー位置の周辺にばら撒くように撃つか、より確実なのは敵機に対し更に接近することです。

 マウス+キーボード操作の場合はマウスの右クリックでも射撃が行えますが、こちらはカーソルのポイントに向けて射撃するのでオートAIMの対象になりません。 上記のようにオートAIMではなかなか当たらない時や、咄嗟に機首をマーカーの方向へ合わせられない際(手動によるミサイルの迎撃など)は、オートAIMの補完としてカーソルによる射撃を行うことが多いです。

 この他に、船舶に搭載されているタレットをプレイヤーが操る場合もマウスによる射撃を行います。タレット操作中は艦の向きを調節できないので、大型艦同士が至近距離で殴り合うことの多いX3ではマウスによる射撃が有用となります。


ターゲット選択の使い方

 残念ながらX3には「前方の敵を優先してターゲット」するキーがありません。
 そのため、前方の敵機をターゲットして攻撃したい時は自分から敵機に接近しながら「最も近い敵機をターゲット(Shift+T)」する方法がメインとなります。

 ところが厄介なことに、このキーはミサイルもターゲットの候補に含めてしまいます。たとえ友軍が敵機に向かい発射したミサイルであっても、自機を狙っていないミサイルであっても、ターゲットを失い無誘導状態で直進しているミサイルでも、自機から一番近ければ敵機ではなくミサイルをターゲットしてしまいます。

 たとえばWasp Missileのようにダメージ自体は微弱で本来なら無視すれば良いミサイルでも、自機の周りをしつこく飛び回られるとターゲット選択が機能せず、敵機を狙えなくなります。そうした状況下ではShift+Tによるターゲット選択はまるで役に立たなくなるので、マウスで直接選択した方が早いです。 (Home/Endキーで手当たり次第という手段もありますが、攻撃を受けている非常時に無駄な時間がかかり過ぎるので期待はできません)

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