X3:APプレイ日誌46 ―巣窟を駆除するよ

Xenon Cの攻撃から20分近く耐え続けた海賊のエースパイロットに敬意と憎悪をこめて。

前回のあらすじ

 サルベージも兼ねたXenon Cのテストを実戦で行った。
 戦艦2・巡航艦1・駆逐艦1隻を撃沈し、戦果としては上々だった。

そろそろ工場を建設したい

 まずは簡単に運用できる工場を建てかったので、Home of Lightの南になるOre BeltでSilicon採掘場を建設しようと思う。
 Argon Primeで建設する予定の工場は、Fighter Droneをメインに据えるつもりで考えている。UT船や工場専属の交易船が護衛用に購入するDroneが市場で慢性的に不足していると困るし、私も戦闘でDroneを頻繁に利用するので、ストックは常に確保しておきたい。
 Fighter Droneの生産にはSiliconが必要となる。Argon Prime周辺のSilicon採掘場だけでは調達に不安があるから、自前で採掘場を所有しておきたい―とまぁ、そういう料簡である。

だけど、その前に

 いつぞやPower Circleで行った事を、また繰り返さなければならない。

 こいつの掃除である。
 ほとんどのプレイヤーが最初に目撃する海賊基地は、多分Ore Beltなんじゃないかな。

 Ore Beltにある北のゲート、そこから更に北のほうへ航行するとほぼ必ず海賊基地がある。
 セクターの中心から遠く外れた場所にあることと、アステロイドに守られていることもあり、軍隊も海賊の巣窟までは駆逐してくれないらしい。長時間経過しても、ここの基地は軍隊から放置されっぱなしである。


 基地の破壊は時間がかかるので億劫なんだけど、放置しておくと私の交易船も被害に遭うので無視もできない。アステロイドの海をくぐりながら、ゆっくりと基地へ接近する。

防衛設備の無力化

 Power Circleのときは海賊基地の責任者がお猿さんだったおかげでLaser Towerが一箇所に固めて配置されていた。なので攻めやすかったんだけど、Ore Beltではご丁寧に散らしてくれている。 
 Aを攻撃すればBから攻撃を受ける、という具合で各個撃破に持ち込みにくい。ミサイルを用意することも考えたけど、既に基地へ進みつつある今からだとちょっとそれも面倒くさい。


 なので、ここはDroneの皆さまに健闘してもらうとしよう。


 相手の間合いに入る前にDroneを射出。
 それから射線をずらしてMosquitoを撃ち込む。Droneが散開する前に狙われてしまうと一網打尽にされてしまうから、Mosquitoはそれを防ぐ囮の囮。Waspがあると尚良し。

 よしよし、うまく食らいついてくれた。
 Droneが生きている限りは私が近づいても反応してこないので、今の間にこちらの間合いまで詰めていく。


 間合いに持ち込んだら主砲を撃ち込んでシールドを焼いていく。
 Laser Towerを破壊する度に囮のDroneが帰還してくるので、別のLaser Towerへ再度射出する。

 最後の一基は本体の私を狙撃してきたけど、

もう手遅れだねー。


新手の登場

 Laser Towerの掃討も目途がついたので、タレットに任せながらミサイルの用意を考えていたら、海賊の増援がやってきた。巡航艦Carrackが3隻、北のゲートからこちらへと接近してきている。

 Power Circleでの駆除作業をしたときは、駆逐艦Hyperionと巡航艦Shrike(ただし主砲はない)とで行った。
 崩れ行く我が家の救援のために海賊ギルドが差し向けた刺客はM3のBlastclawが2機だけと、まぁ随分と舐め腐った真似をしてくれた。なので、あの時は家主の前で大事な家を倒壊させてさしあげたんだけど、なるほど今回は巡航艦3隻か。今度はちゃんと真面目に防衛する気があるみたい。


 1対3で同時に戦えば、海賊の巡航艦が軟らかいといっても私の方が不利になる。
 だけどここはアステロイド帯。小惑星を盾にして戦えば各個撃破なんて造作もない。

 反転し、一番近いCarrackに艦首を向ける。側面を覆い隠せる手頃な小惑星の近くで停止、迎え撃つ準備も完了した。Carrackの近くを飛び回っていた海賊の戦闘機は邪魔だったので即刻退場していただいた後、艦への攻撃を開始する。
 
 まずは1隻目。たかだか1GJシールドを2基か3基かしか積めないCarrack程度の防御力では、XenonのDMBCをもろに浴びると直ぐに溶けていく。では次の場所へ移動しよう。


 2隻目は小惑星の死角を縫って側背に回りこみながら砲撃。
 ご自慢のGauss Cannonもこの角度だとロクに撃てないね。これで2隻目も沈んだ。

 めでたく1対1になった。もう搦め手を使う必要もない。
 最後の1隻は真正面から互いの顔面めがけて主砲の応酬。バイバイ!Carrack!


本丸を落として終了


 無防備になった海賊基地に延々と攻撃を続け駆除完了。
 Carrackを返り討ちにしたあとBaldricにミサイルの調達を任せていたんだけど、思いのほか早く終わったので徒労になった。早く終わるに越したことは無いものの、Baldricのカーゴを圧迫する大量のミサイルをどうするべきか…。国境宙域で今度サルベージ作業をするときにTerran艦にでも景気良くぶつけるかな。

 何がともあれ、Ore Beltの海賊掃討はこれで完了した。
 ようやく安心して鉱山基地が造れるよ。よかった、よかった。 


つづく。

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