X3:APプレイ日誌56 ―悪夢の始まりだよ

前回のあらすじ

 海賊宅へ挨拶にいった。
 しかし家主が不在になったので、日を改めることにした。
 PTNI HQに置いたOWPにM3戦闘機を2機配備した。


どうしてこうなった……

Paranid「プレイヤー、○ね!さっさと○ね!!」

Paranidに絶交された。


  本当にどうしてこうなったんだ…。
 

あれは、さかのぼること数日前

 いつものように、ボケーっとしながらゲートをくぐったその時だった。

 Xenon C「ぬふぅ

Xenon C「スッキリ

 巡航艦が放屁をかますとか、AP時代になるとXenonのテクノロジーも随分有機的な方向へ進んだなぁとこのとき感心した。
 ところが放屁の瞬間にゲートからうめき声が聞こえたから、Cのカマを堀りにきた相手が自滅しただけだったらしい。なんだただの追突事故か、せっかくの余韻も台無しである。

 ちなみに、この一件はParanidと絶縁状態になった事と何ら関係性はない。



Hyperionを買うために

 Paranid領で海賊退治に勤しんでいた時期があった。
 その際、Duke卿の本社があるセクター「Duke's Buccaneers HQ」が海賊の温床になっていることを突き止めた。あの頃はNexusに乗っていたので連中を一度に相手にする力はなかったが、今のCならばそれが可能である。
 この頃の私は、未だにTCの記憶を引きずっていたせいで「Dukeの連中をコロコロしてもDukeには嫌われるけどParanidとの関係は問題なし」という思い込みをしていた。

55話の使いまわし
 だから私はここへ来た。

  群がる奴も逃げる奴もみんな敵。


 海賊に加担するDukeも敵。


 赤い物体は等しく全て敵。

大小無数の花火をうちあげたあと


  ついにParanidとの関係が「皇帝とお友達」の地位まで達したので、Paranidのシップヤードで買える船を確認しようとした。

おかしい。

 Paranid Primeの防衛設備が全て敵対状態に変わっている。
 しかもParanidセクターの監視衛星がことごとく破壊されている。Paranidの手によって。

 そのとき私は悟った。

「ああ、Dukeってやっちゃ駄目だったんだね」

何もかも手遅れ

 「皇帝のお友達」なのに、全Paranid人が私を敵視している。
 (私の下で働いているParanid人の海兵は除く)
 「いや、そのりくつはおかしい」と訴えたかったが、どうしようもなかった。Repは最高状態なんだから「ごめーん☆」で巡礼すればなんとかなるだろうと考えたが、これも駄目だった。完全に手詰まり、いよいよParanidとは敵対するしかなくなった。

 Terran以外に敵が増えるのは厄介だけど、まぁそれもそれで…と当初は甘く現実を見ていた。船は買えなくなったが奪う手段や設計図を入手する手段が残されているし、火器も港で商人と交渉すれば手に入る機会はある。しかし、この楽観視もすぐに潰えることになる。
  XRMで追加された私掠船が、想像していた以上に邪魔な存在となった。 Paranidから遠く離れた場所にいる私の交易船を狙いにやってくるため、襲われた交易船のパイロットがまだジャンプできないランクだとステーションに 逃げるしかなくなり、そのまま閉じ込められてしまう。
 これから先、無数に起こるそうした厄介事に逐一対処することは不可能なので、結局このデータで進めることを諦めざるを得なくなった。


というわけで、

 データを巻き戻すことにした。幸い、Dukeのセクターへ入る少し前にバックアップをとっていたので、そこから再開すれば損失は数時間で済む。
 が、その前にやっておかなければならないことが一つ残っている。
 それを終わらせるまでは、このデータを閉じることはできない。


つづく。

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