X3:APプレイ日誌48 ―下見だよ

前回のあらすじ

 Ore BeltにSilicon採掘場を建設した。


所用で東に戻る

 今回は二つ消化しておきたいことがあるので、Xenon CからHyperionに乗り換え。

 まずはOmicronの北西にあるPTNI Headquartersへ。
 ここはTeladiの主要なセクターの一つ。交易船が往来する賑やかな宙域であり、海賊を垂れ流している下水道への入り口でもある。

 PTNI HQの東には海賊のセクターがある。MBRを導入していると、Teladi以外の五大種族は積極的に海賊セクターへの侵攻、占拠を行う。なので大抵の海賊セクターはそのうち五大種族の傘下に降るけど、ここの海賊セクターはTeladi領が間にあるため他の種族が攻め入ってこない。
 事実上この海賊セクターはTeladiの保護下にあるため、結果として海賊が延々と流れてくる。ただ流れるだけならまだ許容できるんだけど、その量が尋常じゃないから困る。 

 ここから流れ出した海賊は、東のOmicronや西に連なるTeladi領へと向かっていく。Teladi領は交易の場として魅力的だが、垂れ流される海賊が原因で危険な宙域でもある。私が運用している交易船もTeladi領へ商売に訪れるので、既に何度も海賊から攻撃を受けている。
 ESTのお陰で攻撃を受けると即ジャンプで逃走できるから、今のところ沈んだ船はDemeter 1隻しかない。だけどその幸運が常に続くとは限らないし、かといって逐一ブラックリストに入れるのも面倒臭い。

 というわけで、結局のところ下水口にフタをしてしまうのが一番手っ取り早い。今回はその下見のため、ここに来た。


下見のついでに副産物を収集

 海賊機を撃墜すると、残骸のなかにDisruptor Missileをよく見かける。Disruptorの優秀さについては、貧乏時代の頃に話をした通り。ただ資金が潤沢になると、わざわざミサイルを拾うぐらいなら買って済ますようになる。なので、ほぼ非売品のDisrupotorを使う機会はだんだんと少なくなる。

 ところがMARSを導入していれば話は別になる。MARSはSpecial CommandのCollect Ware(アイテムの自動回収)を短縮化してくれるお陰で、目標さえ指示すれば一瞬で拾ってくれる。
 「Shift+C→4→2→拾うアイテムを指定」、これを繰り返すことでズババババババと吸収していく。ネーチャンも「カーゴーベイ ナウコンテイ(ry)、カーゴーベイ ナウコンテ(ry)」と連呼して台詞を言い切る暇がない忙しさ。おお早い早い。

 悠長に飛んでいる海賊の戦闘機を落とせば、こんな風にDisruptorがポイポイ手に入る。あまりにポイポイ手に入るので、撃墜が面倒なM5等にも気兼ねなくポイポイ使える。こうして散っていく命を糧にして、Disruptorが更に量産される。

 注意点として、Disruptorで撃墜すると散らばった残骸も爆風に巻き込まれて海賊ごと一緒に消滅してしまう。なので、収集したいなら取り巻きのM5やM4をDisruptorで削り落とす程度で加減して、リーダー機のM3等は自分で直接始末する必要がある。できればM4も極力自分で落とした方がミサイルの回収量は増える。

 MARSがあると驚異的な回収速度になるんだけど、残念ながらその恩恵が受けられる艦と受けられない艦がある。駆逐艦はほぼ全て可能なはず、逆に巡航艦と空母はCollectができないので無理。戦艦もTempestなら可能だった記憶があるんだけど、できない戦艦もあった。今回Hyperionに乗り換えたのは、Xenon Cだと回収できないという理由もある。

それからそれから

 そろそろLegend's Homeにも用事ができるので、開拓しておいた。

 Tempestはまだ買えないけど、Mistral SFはもう購入できる段階まで達している。

 MistralはOTAS社製の交易船。バニラの交易船はほぼ全てがお尻にしかタレットがないけど、Mistralは前面にもタレットがある。なおかつ交易船として求められる水準も軽々とクリアしており、OTAS社の名に恥じない優秀な性能を誇る。
 XRMだとMistral並のタレットを有するSentinelタイプの交易船が追加されているので、Mistralが必ずしも特別な交易船という訳ではなくなった。だけどそんなXRMの世界においても、その性能の高さは未だ健在。先代では、お使い用の船として重宝した。

 私の代はBaldric SFが既にあるので今のところ購入する必要はない。けど、いずれ優秀な交易船が入用になったときは注文に来よう。

  用事はこれで全部済んだので、Cを呼び出して再び乗り換える。HyperionはHome of Lightに戻ってもらい、またしばらくお休み。
 Silicon採掘場を稼動させたことだし、ぼちぼちArgon PrimeにもDrone工場を建設しようかな。まずはその資材をAlbatrossに集めてもらわないと。

つづく。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちはいつも楽しく読ませていただいております。
このブログをお手本にAP+XRMでサルベージ家業をしています。
初めて知ったのですがXシリーズは楽しいゲームですね。
大変詳しい情報を載せていただき大変助かっています。
ありがとうございます。
さて、
DisruptorミサイルはYAKIのコアセクタに工場がありますので
サルベージの片手間にTSで材料を突っ込んであげると量産
してくれます。
あと上にありますOTASのシップヤードで売ってる
Maintenance Podには高性能なリペアレーザーが4つ付いていて、なんたらチューブを燃料に使いますがM7ぐらいなら簡単に
修理できてしまいます。DockingComputerを使えば簡単に
ドッキングできるんでいつもHyperionにぶら下げて必要な時に
乗り換えて使っています。
もしご存知でしたら失礼いたしました。

watsan さんのコメント...

コメントありがとうございます。
oh...DisruptorってYAKIの技術で生産されているんですね。
その辺の海賊セクターを更地にしても工場が見当たらない訳に納得しました。

Maintenance Podの件も初耳でした。
OTASのシップヤードで「変なM5が売ってるなー」程度の認識だったのですが、
あれを稼動させるにはQuantum Tubeが燃料として必要なんですね。
しかも、M7を修理できるというのは相当な性能ですね。
Marine Repairsを入れていても肝心の人手が不足しがちなので、大型艦を修理できる方法が増えるのは有り難い話です。

非常に有用な情報、ありがとうございました。
私も母艦にMaintenance Podを放り込んでみます。

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