X3:APプレイ日誌51 ―Albionだよ

前回のあらすじ

 悪い夢をみた。
 巡航艦のXenon Cが戦艦のXenon Iを倒した。 

旅をしていました

 Grand Exchangeでやけに疲れる戦いを経たこともあって、くたびれたCを引きずりながらこの頃は戦場を離れ旅をしていた。もう何代目か分からないぐらいM5を飛ばし、彼らが行き倒れた場所から未到達のセクターを冒険する日々が続いている。


 ここはAlbion星系の1セクター、Albion Gamma。
 先祖代々「Plot?何それ美味しいの?」で徹してきたので、ここに到達したのは私の代が初めて。背景に映る星がどう考えても息してないので、久々に「やべぇとこ来ちまったな…」と少し動揺したのはここだけの秘密。


 この辺りを航行している船は友軍しかいない様子だし、外見はアレだけど危険なセクターではないようだね。


 なんか見慣れない船が四方に砲弾を撒き散らしながら飛んでいたり、

 ゲートにぶつかる信者を久々に見てしまったけど、

 疲れていたので関わらないことにした。


隣のセクターへ向かおうとすると、

 おやおや、これはTerranのゲートじゃないですか。
 Plotに関してはてんで世間知らずだけど、Terranに関してはTC時代の先祖が連中の宙域を航行した経験があるので、外宇宙のゲートとTerran宙域のゲートが見た目も技術体系も異なる事ぐらいなら私も知っている。
 しかしそれを外宇宙で見ることになるとは思わなかった。興味深い、くぐってみようかな。


「We accelerate your Future!」ねぇ…
 くぐってみたけど、遠く離れたTerran領へ飛ぶこともなかった。この星の周りをぐるぐる航行しているだけらしい。違いといえば、ここから先のセクターへと繋げているゲートはTerran式のソレしかない。
 つまり帰りには困らないけど、またここへ来る機会があった時はジャンプドライブが使えず不便な思いをすることになる。もし開拓の途上で引き返さなければならなくなると困るので、奥へ進む前にマッピング専用の機体を調達することにした。

一度引き返して、

 用意したのがこれ。
 BoronのM5 Arrow。
 Exploer仕様は恐らく存在しないから、監視衛星も軍用レーダーも搭載できない。
 それを差し引いてもArrowは格が違った。

 なにせ速度が1,300m/s超えてるからね。ミサイルも途中で萎えて追うのを諦める速さ。
 XRMはほとんどの機体や艦船の速度をバニラよりも向上させている。もちろんArrowだってその影響を多少は受けているものの、こいつに関してはTCバニラ時代からほとんどこんな感じ。

 もともと偵察機としてではなく、レース用の機体としてArrowは設計されたらしい。なのでこの異常な速さを出せるみたい。何より意外なのは、あんな温厚なBoronがレースするのね。


 Boronのシップヤードで購入したArrowをCの腹に外付けした後、ジャンプして再びAlbion Gammaまで向かう。


 Albionに到着後、Arrowに乗り換えて飛び立つ。
 CはAlbionの玄関口に待たせておいた。
 旅立ち際、Cの直ぐ後ろのゲートから出てきた船が断末魔をあげていたけど、

 とにかく疲れていたので関わらないことにした。

ブッブブー ブッブブー

 ブーーーン
 
 キキーッ

 ブイイイイイイン

一通り巡った結果、

何も無かったから帰ることにした。

つづく。

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