ステーションの紹介
戦闘機に積める量には限界があるので、拾ったものはどんどん売っていきましょう。前回説明した通り、物によって売却できる場所が異なるため、まずはこの世界の各種ステーションをここで紹介しておきます。
Shipyard(造船所)
船の売買が行えます。
TCでは船の売買以外できませんでしたが、APではここで機体の強化も行えるようになりました。
船を売りたいときはここに船を送り、船を買いたいときはここに発注を行います。
Equipment Dock(装備港?)
機体の強化(速度やカーゴスペース拡張)の他、各種ソフトのインストールが行えます。
それと、火器ミサイル等の売買もできます。
拾った残骸の売却先はほとんどがココになると思います。
貯まったお金でソフトを購入することにもなるので、頻繁にお世話になる場所です。
Trading Station(貿易港)
Equipment Dockと同様に機体の強化が行えます。
他に、その勢力が発行している「ライセンス」も購入できます。ライセンスを所持していれば、その勢力が統治しているセクター内の海賊等を撃墜した際に報酬(バニラでは労い程度ですが)が貰えたり、航行している船舶の積荷を検査することが許可されます。
あとは交易品を取り扱っているぐらいですね。各セクターにほぼ必ず存在するのも特徴です。
Stock Exchange(株式取引所)
APで追加された施設。Trading Stationの機能に加え、株の取引を行っています。
株はAPにおいて最も簡単に大金を入手できる手段になるので重要です。
株取引を行うには一度この施設に停まる必要がありますが、許可さえ得られればいつでも何処でも取引が行えます。ただし、株取引の開放条件はそれぞれの勢力によって異なり、序盤で手を出せる場所となると、良くも悪くも商売好きな種族のTeladiぐらいしかありません。
このチュートリアルでは、いずれTeladiの株式取引所で株の売買を行うことを目標の一つに据えています。簡単に大金を得られるといっても元手がそれなりに必要となるため、実際に行うのは当面先の話になりそうです。
Military Outpost(軍港)
国境宙域などで見かけることが多い施設です。
軍港ですが、プレイヤーも自由に停泊して取引することができます。売買できるのはEquipment Dockと同じく火器ミサイル等、それからジャンプドライブのエネルギーとして必要不可欠なEnergy Cellも手に入ります。
他の施設に無い特徴として、ここではMarine(海兵隊)を雇うことができます。Marineは艦船の奪取(Boarding)に必要で、交戦中に彼らを射出し敵艦に貼り付かせることで船の乗っ取りを試みることが可能です。
船を乗っ取るには熟練した海兵隊が必要になります。彼らを訓練するには莫大な資金がかかるため、船の強奪を行うには十分な資産を所持していることが条件となります。
Headquarters(HQ)
企業の本社など。
一種の観光名所みたいな物であってステーションとしてはShipyardやEquipment Dockほど重要ではありませんが、移動手段として欠かせないJump Driveや交易で重要となるソフトなどを取り扱っている拠点もあります。
Solar Power Plant(ソーラーエネルギー発電所)
この世界のあらゆる生産物に必要不可欠な資源「Energy Cell」を生み出す施設です。
Solar Power Plantも数ある工場の1種なのですが、極めて重要な資源を供給する施設なので独立して記載しました。
Energy Cellは、Jump Driveを利用して宇宙各地をジャンプできるようになる頃には燃料として必要不可欠になります。軍港やHQで購入する手段もありますが、それらの施設は“取り扱っている”だけで生産はしていないので、この世界の経済がうまく回っていないと供給が絶たれ在庫が無くなる可能性があります(※)。
それから、先述したようにEnergy Cellはあらゆる商品の生産に欠かせない資源にもなります。ですのでEnergy Cellそれ自体は安価な資源ですが、それがもたらす恩恵はこの世界にとってもプレイヤーにとっても非常に重要です。
※
工場で生産された商品はNPCかプレイヤーが運ばない限り、各地に流通することはありません。HQなどで売買されているEnergy Cellも同様で、何処からかNPCが取引のため運んできた物です。
流通が健全に機能して初めて経済が回るのですが、輸送途中に海賊やXenon等の襲撃を受けて輸送船が沈んでしまえば、流通はそこで滞ってしまいます。
その他
上述したSolar Power Plantも含め、世界には様々な工場が存在します。プレイヤーやNPCの軍隊が使用する火器を生産する工場であったり、その火器を生産するための資源の生産工場であったり、またはその資源の資源を生産する工場であったり…等々、その種類は非常に多いです。
このゲームの重要なファクターである「交易」は、これらの資源や商品を売買することで成り立ちます。
残骸を売却してお金に換える
ステーションの紹介が長くなりましたが、序盤のあいだは特にEquipment Dockへ通うことが多くなると思います。多くの船を所有するようになってからもEquipment Dockは頻繁に利用しますが、プレイヤーが港に直接通うのは序盤ぐらいですね。残骸を探し回り、適当なところで区切りをつけてEquipment Dockへオートパイロットを使ってドッキングします。オートパイロットでのドッキングについては前の頁で解説しましたので、そちらを参照して下さい。
港に着いたら、画面左端のStationアイコンから売買(Trade)を始めます。
これがTrade画面(の一部)です。
赤字のアイテムは、その勢力に対しプレイヤーが十分な信用(Rep)を得ていないため購入ができません。取引を行ったり、ミッションをこなしたり、セクター内にいる海賊などの(その勢力と)敵対している勢力を撃墜することでRepは上昇していきます。Repについては、諸勢力の解説の際に併せてお話します。
今回は例としてSilkworm Missileを10発ほど売却してみます。
Silkwormは1発あたり約5,000Crで取引される、戦闘機向けのミサイルです。マウスカーソルをSilkwormに合わせると、取引画面の下部に港の在庫と私の船が積んでいるミサイルの数が表示されるので、矢印キー(←)でまずは売却数を指定します。
仮に半分の5発だけであればここでEnterキーを押します。
前述したように、全部売りたいので今回は更にそのまま矢印キーを押し続けます。
全部売却しました。港側の在庫が55から65に増え、私の所持金も52,500Crに。
港で保有できる在庫量には限界があり、Silkwormであれば110発までしか保有できません。もしそれ以上の数のSilkwormを売却したいときは他の港を探すか、NPCがSilkwormを購入するまで待つ必要があります。
アイテムの売買方法は以上です。
序盤から揃えておきたいソフトも併せて紹介したかったのですが、尺が長くなったので次頁に譲ろうと思います。最後に取引画面での操作方法をまとめておきます。
取引画面での操作
・アイテムの売買:矢印キー (←/→)
・そのアイテムを全て売却:Homeキー
・そのアイテムをカーゴに積めるだけ購入:Endキー
・指定個数だけ売買:購入前に、テンキーで任意の数字を入力(Backspaceを押すと初期化)
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