X3:APプレイ日誌65 ―久々の大物だよ

前回のあらすじ

 Eta PsiにHQを建造した。
 待機中の船をEta Psiへ移送し、路駐常習犯の汚名は返上した。私の代は。

久々の国境宙域にて

 目ぼしい物を見つけたので回収にきた。


 今回の目標はATF艦隊との戦闘で放棄されたOTAS製の戦艦Boreas。

 Boreasは戦艦なのに巡航艦並の速度が出る上に、船体も戦艦のなかでは小柄。XRMで追加された艦船とは比較したことがないので今の環境では断言できないけど、少なくともTC時代は最小の戦艦だった。

 巡航艦も含め、大型艦は図体が小さいほうが事故は少ない。大きな船に初めて乗ったプレイヤーが最初に戸惑うことは、自分の身体の大きさが引き起こしてしまう不幸な轢殺だからね。この世界で最も大きな戦艦(※)であるKyotoに至っては、ゲートをくぐるだけで死者を出しかねない。

 片や戦闘時は、小さい方が当然被弾するリスクが下がる。例えば、Paranidの艦は船体の性能も高いし武装も強い。だけど、図体が横に広過ぎるので正面から敵艦と撃ち合えば回避行動をとるのが難しくなる。頑丈なシールドを盾にしてぶつかるのが大型艦の戦術といえばその通りだけど、殴り合う時は相手の初弾ぐらいは避けて、少し有利な状態に持ち込んでから始めたい。

 この点、Boreasの小柄な体躯はそれだけで一つのメリットとして捉えることができる。XRMだとOTASの新たな看板娘としてTempestが君臨しているものの、それでもBoreasが優れた戦艦であることには変わりない。

 Turretの数は可もなく不可もなく、といったところだね。M2+の戦艦に比べれば火力は劣るけど、戦艦としてみれば及第点は十分クリアしているよ。
 大きな特徴として、OTAS社の船はBoronが主に使用するIon系の火器も搭載できる。Ion系の火器は装甲へのダメージを落とした代わりに、シールドへのダメージが著しく上昇している。PBCとIon Cannon(IC)のどちらか1つを選べと言われれば、当然ながら装甲へのダメージも考慮してPBC一択になる。でも、MARSを搭載していればMARS側が状況に応じてIon系の火器と他の火器を使い分けてくれる。
 MARSを前提に含めれば、性格の異なる火器を多く積めれば積めるほど優秀な船といえる。なのでBoreasは、先述した通り小柄で速度もあるのでとても優秀な艦だと思うよ。「思うよ」なのは、結局この船を実戦に投入する機会を得られぬまま終わってしまったからだよ。


先行してきたATFの艦隊を掃討しつつ、

 Boreasに近づいたところで私はDaedalusに艦載していたHyperionに乗り換え。

 本来であれば周囲の敵を掃討してから鹵獲を行うべきだけど、

 今回はこのお方が前線にいらっしゃるので、真面目に相手をしている間にBoreasが自壊するか、そもそもこっちの身がもたない懸念すらある。中途半端な戦艦よりは強いM1+でも、M2+相手では分が悪い。
 なのでHyperionで先行してBoreasまで向かい、鹵獲後にJump Driveを渡して逃げてもらう。その間はDaedalusに敵艦"Lasting Vengeance"の注意をひいてもらいつつ、Boreasの離脱後はDaedalusへ戻りそのまま退散する、という段取りで進める。
 幸い、後続に友軍のTitan級戦艦がいるので、運が良ければ2対1にもちこんで勝てるかもしれない。その場合は逃げずに倒しきる。もしトドメを刺せれば云百万Crは堅い。

 Front部のTurretを使用する許可を与え、Daedalusに攻撃を仕掛けさせる。

 離れる前に私もDroneとWaspを撹乱のためばら撒いておく。これでDaedalusへの注意が少しだけ逸れて時間が稼げる。


 DaedalusとLasting Vengeanceが殴り合っている間に、そそくさとBoreasのもとまで走って鹵獲。ドライブを渡してBoreasの離脱を見届ける。

 目的を済ませてDaedalusの方へ反転した頃には、Titanが加勢してくれていたので不利だった状況が徐々に有利な方向へと傾き始めていた。とは言えこのまま戦闘を継続すればDaedalusの装甲への被害が甚大になりかねないため、合流は諦めてDaedalusにはそのままEta Psiまで撤退させた。 
 私はジャンプが使えないため、そのまま南のOmicronまで逃げることにした。加勢しても良いけど手負いの相手に噛まれるのは嫌だし、目的も果たした訳だからここは先にお暇させてもらおう。敵艦には手傷を負わせている以上、あとはTitan1隻でも何とかなるだろう。
 この時点では疑う余地のないことだったし、今でも信じられない事だけど、これが後で裏目にでることになる。
つづく。


 過去作に存在した「M0」を加えると、最も大きな戦艦はATFのValhallaになる。X3:TC(AP)ではM0という規格が無いのでValhallaはM2に便宜上分類されているけど、英語wiki曰くX-Universeの伝統上はM0に相当するらしい。

 ちなみにM2は「Destroyer」なので、正しくは「駆逐艦」になる。この世界のBattleShipはM0なので、「戦艦」と言えば本来はM0 を指すことになる。…なるんだけど、M0は大過ぎてゲートをくぐることができない。自力でセクター間の航行も困難となると、もうそれって船じゃなくて要塞だね。
 そこんところは現実世界と同じようで、この世界も戦場の主役は駆逐艦(M2)であり、フリゲート(M7)やコルベット艦(M6)が取り巻いている。M0を「戦艦」と言えば響きは良いけど、実態は融通の利かない置物。せつない。
 ただ、ゲーム内で動き回るM2を駆逐艦として観るのはどうも違和感が拭えない。まともな戦闘が成立するのは動きの鈍い艦船相手が限界、MARSのフォロー無しでは1隻で2役3役こなすのも難しい。それにあの大きさを考えると、M2を戦艦と見た方が私はしっくりくる。
 というわけで、(今さらながら)訳が誤っていますが拙ブログではM2を「戦艦」として記述しています。
 併せてM7も巡航(洋)艦に、それらに比べ艦体が小さいM6を駆逐艦にしています。 

0 コメント:

コメントを投稿