ゴンッ、ゴンッ、ゴンッ、ゴンッ………… |
前回のあらすじ
海賊とキャンプをしてじゃれ合った。感動した海賊の一人が船をくれた。Elena's FortuneでDemeter SFが落ちているのを知った。こんな奴らと遊んでいる場合じゃなくなった。
Elena's Fortuneへ繋がるゲートで寄行に走るVentiを見てしまった。
たまにいるんだよね
TCからとはいえ、私もそれなりにこのゲームを長く続けている。なので今まで色々な怪奇現象とか理不尽な死とか窮めて馬鹿なオートパイロットとか、まぁまぁ見慣れてはいる。別に今回の一件が突出しておかしいという訳でもないので、最初はちょっと戸惑ったけどすぐに頭を切り替えて冷静に対応を始めた。
こういう事態を見かけたとき、「X3 Cheat Scripts」は即席でデバッグを行うツールとして便利である。
早い話が、
見なかったことにすればいい。
ユーザーがどうにかできる次元の問題じゃない以上、臭いを塞ぐフタがあれば十分である。
早速だけどオペを開始しようか
この可哀相なVentiをターゲット指定し、Open Cheat Menuでコマンド画面を開き、
さっさとDestroy。
これでVentiはこの世から消滅した。ちなみに「Killed by You」でも同じ結果になるが、こちらは文字通り私が*ピー*した扱いになるので、向こうの関係者からお咎めがくる。それは困る。
別に私が何か悪いことをした訳でもないので、この手のイレギュラーは素直にDestroy。
とにかく、これで眼に見える分には元に戻った。後は私自身が記憶から忘れるだけで全て丸く収まる―はずだった。
ゴンッ、ゴンッ、ゴンッ、ゴンッ…………
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・
まだいんのかよ。
オペが必要だったのは
どうやらあのVentiだけじゃなかったみたい。最初は1機1機たんねんにDestroyしてたけど、だんだん面倒くさくなってもう放置することにした。自殺するためにしている訳でもなさそう(シールドの回復とダメージが均衡を保っていたから)だし、ある種の儀式か何かなんだろうなと解釈することにして先へ進んだよ。悪さを働かない限りは信仰の自由に寛容にならなきゃいけないしね。相手がカルトだろうと人類じゃなかろうと。
少し真面目な話をすると、連中がゲートでスタックしていたのはゲートと周囲の機体とオートパイロットの三角関係が招いた悲劇だろうね。プレイヤーがこのセクターからいなくなれば、接触判定もなくなるので恐らく皆元通りに動いただろうと思う。
当時の私は条件反射にCheat Scriptでデバック紛いな作業を行ったけど、一番の解決方法はその場からプレイヤーが立ち去ることだった。今こうして振り返っているから気付いたけど、こういう事って咄嗟に気付きにくい。
つまり何が言いたいかというと、あのVentiは別に死ぬ必要が無かったということだね。
気を取り直してサルベージしよう
Elena's Fortuneに到着。早速、鹵獲作業を始める。まずはHadesから。Hadesは25MJシールドを1つ持っていた。らっきー。
修理を終えたら近くのステーションに寄航させる。あとでシールドを交換してもらおう。
お次はDemeter。
さすがSFクラスの交易船。カーゴ容量の大きさに相応しい体躯。
Demeterの中身は200MJ*2とFBL、そしてDocking Computer。
Jesus...、YOU超COOLなソフト持ってるね。ささ、早く修理を終えよう。
本来、XRMのDocking ComputerはXXLサイズなので、SFのような交易船や戦艦などの限られた船しか装備できない。ドッキングの簡略化は戦闘中の緊急回避手段としても使えるから、XRMの作者がその辺を嫌っている気持ちは理解できる。
だけど、このゲームのオートパイロットはやっぱりお馬鹿で時間がかかり過ぎる時があるのも否定できない。客観的に色々なゲームと比較して考えれば、AIはかなり頑張っている方だとは思うけど。だけども、時間がかかり過ぎるシーンが重なると流石にちょっと疲れちゃう。
なので私はXRMのオプションパッチでDocking ComputerのサイズをSに戻しているよ。もともとはCODEA用のパッチなんだけど、私にとって主たる理由はCODEAではなくこっちの方。
ステーションに入港後、HadesとDemeterから積荷を受け取る。Hadesはシップヤードで売却、Demeterは交易用に温存しよう。とりあえず、Home of LightのHQにでも路駐しておくよ。
これからどうするか
ソフトやシールドを買うためにArgonからの評判を上げないと云々と散々過去に言っていたけど、考えてみりゃTeladiのとこ行けばよくね?で済む話だった。 あいつらは金さえ積めば船以外は大体何でも売ってくれる。なぜ船だけRepが関わるのか私は知らない。このゲームのことだから、多分ちゃんとした背景が理由にあるんだろうけど。Teladi領へ行くとなると、Elena's Fortuneからでは少し遠い。突き当たりまでBoron領を延々と北へ進み、そこから東に逸れる。東に曲がる頃にはもう眼と鼻の先まで近づいているんだけど、SETAを酷使する(Billion Barracudaは本当に撲滅されのかな…)とはいえ航行に要する時間は実時間で考えても短くない。
でもJumpDriveがまだ使えない以上、我慢するしかないか…。前向きに考えりゃ、Teladiに行けば他にもSalvage Claim Softwareだって買えるしね。あれがあると鹵獲する時に船外へでなくて済むから楽になる。
そうと決めれば後は実行に移すだけ。そのまま北へ進み、まずはBoron領へ向かうとしよう。
つづく。
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